参りましたのは「電柱が1本も無い!!!」何と事業主のORIXは埋設費2億円かけて電線は地中埋設の光ファイバーにしてしまったのです。しかも小規模の土地ならまだしも54,767㎡もの巨大な敷地全面に電柱レスをやっているのです。
前回のムカサガーデンシティーは、やはり予算の都合上電柱止む無しだったのですがご覧の通りあるのと無いのでは雲泥の差になっていますよね。
ここの開発費総額300億の中の2億円と言う埋設工事にかける配分の大きさが伺えます。
みんなこの数字にやられてしまい断念する気持ちも痛いほどよくわかりますが、やはり・・・無い事でここまで景色が変わってしまうのであれば、優先順位はもしかしたら一番上になるのかもしれませんね。
全部の内容は紹介しきれないほどの充実ぶりなので要点のみご報告いたしますと、某工場跡地をORIXが買い取りそこに何か仕掛けようとし、単なる分譲ではおもしろくない!ということで、ミキヤ(株)にランドスケープから施工・ソフト面全てデザイン依頼して出来たイメージが中世の城郭都市。
城郭にあたる部分に3棟からなるRをおびたマンションが有り、3棟合計647戸。その城下町の部分に戸建住宅がズラッと建ち並ぶ様は本当にイメージ通りです。
当然ゲートが立派に4ヶ所有り、それぞれ方角に合わせて駅へ行く人、買い物へ行く人、公園へ・・・と言った用途に合わせて構えてあります。
門番はいません(^.^)。
電柱が無い為街路灯もありませんので、各家の門灯がそのまま街路灯になるという直結の配線になっており、
時間になれば自動的に照明が点くと言う設計。当然建築協定も有り、壁・屋根材・色も指定通り、
設定価格は最多価格帯で5200万円台敷地約140㎡、建坪約100㎡はここらへんの平均価格の25%増しだそうです。
その他24時間完全セキュリティー、託児所、年中無休の小児科、メディカルケアセンター、
100Mbpsの高速・大容量ブロードバンド、極めつけはマークスプリングというだけあって天然の温泉施設もあるのです。
これだけの内容なので他エリアより25%高くなるのは当然と言えるのでしょう。
更に、管理組合もマンション3棟と戸建1団体の4団体の上部組織に管理組合法人があり、温泉運営、コンビニ運営等も行ってそこでの利益は組合員に配分される計画で一種治外法権をもった独立村のようです。
そんなソフト・ハードを兼ね備えた町なので老若男女・ありとあらゆる世代のニーズに対応していて、今さかんに提唱されている「住み替え」型ライフプランにもピッタリフィットしているのではないかと思います。
つまり、子供達が独立して住むには大きすぎる家でもこの快適な場所から離れたくないのであればマンションの小さ目の部屋を選択するとか、その又逆もしかり。ここにリバースモーゲージの要素が入り資産価値を金融機関が土地だけでなくこのエリア全てを評価し、そこに融資する準備が出来れば、更なる豊かな人生設計が可能になり、本当の意味での「資産価値」という概念も定着するのではないかなーと思います。
さすれば!2000万の家が2500万で売れる中古市場の誕生も夢ではないのかもしれませんね。
ただし、ここでの重要な着目点はそのターゲット層です。所有権分譲をと言う販売形式を取り、賃貸のマンション・アパートは一切入れていないという点です。
つまり、所得はある程度決められた人々を家族構成とわず狙っているのです。やはり、この区画だけはそういった選ばれた人のみが厳粛なルールをしっかり遵守して、協調しながら生活をして行くという原則がなくては資産価値も維持できなくなってしまうからです。
ま、今回はすこし規模がデカ過ぎたので少々現実離れした感がありますが、千里の道も一歩からなので出来る人が出来る範囲で出来る相手に話をしていけばいいのではないでしょうか?
今、私はこれをご覧の方にそのお話をさせて頂きました。どうですか!?
私と一緒にその一歩目を歩き始めてみませんか?
もちろん旅費は自己負担です・・・(^○^)