01レポート~階段について考える~MAY.2002

BO 2001と言うヨーロッパの中でも大規模な住宅展示会兼即売会に行って来ました

スウェーデン研修でメイン中のメインの訪問先でもあり、そこは最南端のマルメ市という所で少し

高いマンションに上れば、コペンハーゲン(デンマーク)が見れる絶好の土地。と言っても埋立して

そこに一つの街をつくり、その土地に住宅やマンションを建て、それらをそっくり売ってしまおうと

言う企画。

ターゲットは、スウェーデンの高額所得者やデンマークを中心とした、ヨーロッパ移住組です。それもそのはず!コペンハーゲンから、車で僅か30分くらいの距離で本当に近いし、海は一望出来るわで。

最高のロケーションなので人気も抜群との事でした

日本の土地事情だと、とてもとても・・・

 

スウェーデンでは、このラセン階段がキットになってホームセンターで売られており・・・

と言う事は、素人でも施工しているくらい簡単なのだと思います。

法規的な面はさておき、家の「ど真ん中」に配置し、スペースも1坪も取らずストリップに

することで吹き抜け的要素も付加され、それでいて家に存在感と一体感を与えるデザイン!!

 

ここらへんは、今後、日本の住宅も色々研究してみるべき箇所だと思います。

それが上手くマッチした時は、立派な「差別化」になる事でしょう。

3F建て1,2,3F全てこの階段

パープルとシンプルな

デザインが絶妙

 

そんな展示会の中で、一番印象に残った部分が

「階段」でして、日本のストレート階段はほとんどなくその多くは「ラセン」で「ストリップ」。しかも、家の

「ど真ん中」にそびえたっていました。更に、

曲がりも単順3ツ割、4ツ割でなくラップしながら

ラセン状の設計なので、お年寄りも楽々上れると

いった具合でした。デザインも多種多様で、各住宅それぞれ全く違うもの。今、日本の住宅でこの

「階段」が全くデザイン面・機能面といった点で

後まわしにされている唯一の部位では

ないでしょうか!?

 

 

ハウスメーカーみたく、玄関にお化けのような両開きのドアを付け、これでもか!と言わんばかりのゴージャスな金持ち主義のような階段は、確かに見栄えはするかもしれないが、住宅としての機能でそんなものが本当に必要なのかどうか?

その空間は、リビングから遠ざけられ空気の流通機能にもならない玄関と階段。

単なる施主の見栄だけの為にある、もしくはハウスメーカーの偽ゴージャスデザインに利用されているだけの悲しい部位なのでは??そこに莫大なお金をかけるより、余裕がある人のみ、最後の最後に「偽ゴージャス」なるものを提案すれば良いのではないかと思います。

お陰さまで16周年

勉強していること

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