○05レポート~素晴らしき本場スウェーデンサウナ~

2005年の旅ではほぼ毎日入れたのがこのサウナです。ご一緒した1人に秋田の住宅デザイナー鈴木悟氏が無類のサウナ好き&サウナ知識豊富な方でしたので、今まで何の気なしに入っていたのが正しい入り方、汗のかき方、その後のケア、マナー等々本当に勉強になりました。

 

 そして、今の今までその素晴らしい商品を在庫していながら全く普及・販売に力を注がなかった事に非常に大きな後悔を覚えました。そんなことで、この素晴らしいサウナを世にもっともっと広めて、生活に欠かせない重要な設備である事を説いていこうと心に誓い、今回のテーマにもさせてもらった次第なんですね。

 

 

  じゃあ、どれくらい、素晴らしいものなのかということなんですが、また、いつものように教科書を登場させて下さい。まず1冊目は石原結實著「食べてガンを治す(本文中赤字)「え???」って思われるでしょ。ガン?食べる??ところが、この本にはとてもサウナの重要性を知る文章が書かれているのです。

 

 ガンは「癌」と書き、これは巌にやまいだれが被ったもので「非常に硬い病気」だという意味です。人間は赤ちゃんで生まれて白ちゃんで死にます。赤ん坊は赤血球も多く体温も高いので赤いのですが、年をとってくると白髪、白内障になり体が冷えてきます。雪が白いように、白は冷える色です。冷えると地球上のあらゆる物体が硬くなります。そのため年をとると動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞・・・など「硬く」なる病気になりますし、非常に「硬いかたまり」であるガンもその例外ではありません。

 

 と、な~んとなく読めてきましたか?そして更に続けます。

 

 冷えと水分と痛みはお互いに関連しています。冷房の効いている部屋に入ると、頭痛や腹痛がする人がたくさんいます。また、雨(水)が降ると頭痛がする人もいます。つまり、痛みは冷えと水により起こる現象です。寝冷えをすると下痢(水様便)したり冷えて風邪をひくと鼻水、くしゃみなど水を捨てる反応が体では起こります。何故なら私達の体は36.5℃の体温で、いろいろな化学反応を営みながら生きているので冷やされると、水分を外へ捨てて冷えから逃れようとするからです。つまり、水分を外に出すと、体温が温まるのです。

 

 子供の頃、今でもそうですがアイスを食べたら頭が痛くなるのも、そういう冷えのメカニズムからなんですよね。で、あまり、体にはいい事では無いということも分かりました。どうやら冷やす事はとにかく、体には良くないんだということが分かりましたがでは、何で冷えるのかな?と言った疑問も当然出てきますし、原因を探れば対応策も当然考えられると
言う事ですね。

 

 現代人はあまり便利な生活をしている為に、運動不足に陥っていること、つまり、人間の体熱の40%は、筋肉より発生しますから、運動不足になると、体熱の低下が来ます。また、体にストレスがたまると、血管が収縮し、血行が悪くなり、体温が下がります。夏のクーラー、湯船につからずシャワーで済ます。これも原因。そして、最も大事なのが食生活。不用意に余分な水分を取りすぎます。体を冷やす食物の特徴は水分の多いもの、南方産のもの、柔らかいもの、青・白・緑のもの。

 

 う~ん、確かに私もビールを筆頭に冷たいものをよく食しているような気がします。そろそろクライマックスの理論に参ります。

 

 「南山堂医学大辞典」には日本人の脇下体温は36.8プラスマイナス0.34℃とあります。
しかし、36.8℃の体温を保持している日本人は今や皆無で、ほとんどの人が35℃台と低温化しています。体温が1℃低下すると免疫力は30%以上低下するといわれていますし、ガン細胞は35.0℃で一番増殖し39.3℃以上になると死滅する事もわかっています。人間は本来、36.5℃以上の体温で、健康と生命を維持するための、何千、何万という化学反応を営んでいるわけですから、冷えて少しでも体温が下がると、細胞や血液中の老廃物が処理できなかったり、物質の化学反応が充分完遂されず、中間代謝産物や酸毒物が出来てきます。そうした老廃物を一箇所に集めて“血液を浄化”しようとしている姿がガン腫であり、体温が上がると血液中の老廃物が燃焼・分解され血液を浄化する必要がなくなるから、ガン腫が消える、と考えてよいのではないでしょうか。

 

 と、ここではじめてという言葉をだしてもらいましたね(^^)そして最後に心強い言葉で締めくくってくれています。

 

 つまり、ガンの予防・治療に一番大切な事は、筋肉労働や運動をし、入浴や温泉・サウナにいそしみ、体を温める食べ物を食べ、気分を良くし、体温を上げること・・・と言っても過言ではない。風呂やサウナに入って気分が良くなると体温が上昇します。科学的に申しますと「気分が良い」状態ではエンドルフィンという麻薬様物質が脳から分泌されて、病気を治す手助けをしてくれます。体温が上昇すると老廃物は燃焼されやすくなる上に、白血球の貪食力も増強し、更に老廃物の処理がスムーズになる。私達動物が熱で生きていること、あらゆる病気で発熱することを考えると「熱こそ命」「熱こそ万病の妙薬」と断言してよいでしょう。

 

 どうです!?熱こそ万病の妙薬!分かりやすくて具体的ですよね。そこでサ・ウ・ナなんですよね~。で2冊目ではもう少しソフトにサウナの歴史とその効用が書かれたサウナ研究家の木村佳夫氏の「サウナは効く」(本文中青)教科書とします。

 

 サウナの歴史はフィンランドに始まり1952年ヘルシンキ・オリンピックの後世界に広まったと言われています。古くからフィンランドでは木材を積み上げて壁を作り、レンガや鋼板でかまどを作ってサウナ小屋を建てていました。かまどで焼いた石に水をかけ、蒸気を発生させて、その中で人々は汗を掻き、余分な脂肪や水分を取ったり、樺の小枝を使って身体の汚れを落としていたそうです。

 

 やはり北極の真下にある寒い国だからこそ生まれた習慣なのでしょうね。ポイントは豊富な木材と言う燃料資源なんでしょう。先程来から出ている老廃物が出るメカニズム、汗はどれくらい掻くのか、その辺の具体的な数字を見てみました。

 

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 サウナに行って発汗すると気分爽快になります。その理由は、空気中湿度約5%というごく乾燥したフィンランドサウナの中で熱せられると、皮膚からエクリン腺というところから汗が出てきます。通常20から30℃の皮膚表面温度が40℃くらいにあがるからです。汗は400~800g多いときは2000gも分泌され空気中に蒸発してしまいます。そのエクリン腺とよばれる汗腺が全身に約200万個も分散しています。発汗するとき、同時に開いている皮脂腺というところから油分が出てくるのと、アポクリン腺(体臭の原因となるもの)から刺激臭が流れてきます。発汗行為は汗腺の機能を高めるだけでなく、皮膚・皮下組織の洗浄効果につながるわけです。そのエクリン腺も住んでいるところや人種の違いで数が違うようです。フィンランドでは日本人の半分、南方の熱帯地域に住んでいる人々は日本人の倍の量あるといわれています。けれどもその200万個も穴があるのに、真夏の汗の掻きやすい季節でもその半分しか使われていません。それがひとたびサウナに入る事により使われていなかった汗腺までもが活動を再び始めて発汗作用を行いだすのです。

 

 ここにも低体温化の悪影響が出ているのですね。真夏でも半分なんですから、やはりいかに汗を掻かずに老廃物を溜め込んでしまってるかが伺えます。ここまでくれば想像付くと思いますが、そうです!ダイエット効果です!!汗を掻いて体重を絞るそんな事がサウナによって可能なんでしょうか?その辺もサービスでお教えしちゃいます。

 

皮膚から1mlの汗を気化するとき身体からは0.58kcalの熱量を奪うことにあります。そうすると1回のサウナで500ml発汗すると100~200kcal脂肪が消費されます。因みに400メートルダッシュで75kcal消費です。

ま、いわずもがなですが、ダイエットは食事制限や運動による脂肪燃焼も当然セットでやらないと効果はありませんよね。ただ、健康を維持しながらダイエットの手助けも確実に出来るということは断言できます!また、不眠症にも効果があると・・・・。

 

安眠は副交感神経の働きが必要です。サウナは昼間の神経こと交感神経をおさえて副交感神経を促進させるので熟睡につながるのです。ただし、腎臓に障害があったり、大量の酒気帯びで入ったり、空腹で入ったりしてはいけません。

 

とのことです。ここからが重要なんですが、サウナなら何でも良いか?ということです。そうです!そこで我がスウェーデン製TYLO社の登場なんですね。 

 

実際ここまで読んでこられて、「でもサウナは苦手なんだよな~」と言う方が結構いらっしゃると思います。かく言う私もその1人だったんですから。しかし、このTYLO社サウナは皆さんが経験や想像された日本のサウナとは一味も二味も違います。

 

通常100℃近い温度で意識モウロウとしながら入り10分ともたないで出てきて、室内は息苦しく、もう一度入ろうという気になれない方が多いと思います。ところが、TYLO社のサウナは温度は高くても80℃平均60℃くらいで入りますので意識はモウロウとせず、40~60分くらい平気で入れます。「でも、そんなのなんだか物足りないな~」とおっしゃる方それが違うんです!汗は100℃で入るよりもバッチリ掻きますし、息苦しくも当然なりません。室内では本や談笑しながらリラックスして入る事が可能なので長時間入れるんですね。「どうして、そんな温度でそんな事が出来るのか?」

 

それはこのヒーター最大の特徴で、水をヒーター内にあるサウナストーンにバシャバシャかけて、蒸気を出させるから<湿度があがり、毛穴が開き易くなり、汗をドバ~っと掻けるのがミソなんです。日本のヒーターでそれをやってしまうと恐らくショートしてしまうんではないでしょうか?この方式が俗に言うフィンランド式と言います。スウェーデン製なのにフィンランド式?・・・と、ややこしいので私はドライサウナと呼んでいます。そして、もうひとつスチーム式サウナもこのにはあるんです。

 

こちらは蒸気(スチーム)を出して、汗を掻きながら入るもので、温度は40~45最近ミストサウナが数社発売されていますがスチームとミストでは雲泥の差ほどの粒子の細かさ、それこそミクロの世界だと思いますが、具体的な数字はわかりません。ただ、分かりやすい話、ミストは上から下に落ちてきます。スチームは下から上に昇ってきます。これだけでどっちが細かいかよ~くわかりますよね。で、当然キメ細かいほど細胞の奥の奥まで入り易く、汗を掻きやすく、そうすると老廃物の排出機能も断然高く、新陳代謝が向上すると言ったメリットがあるんです。女性はこのスチームがオススメですね!外出先から帰ってきて、スチームに入るだけで化粧落としは勝手にやってくれるし、しかも、細胞の奥まで入って取り除いてくれるので肌に良い事間違いありませんし、化粧品の添加物の心配も要りませんし、ダイエット効果も・・・。

 

「わざわざ、スチームサウナ作るのが大変~」と言われる方!心配ご無用。なんです!
在来工法のいわゆるタイル風呂でもよっぽどの事がない限り設置可能です。スチーム本体を設置できるスペースと発生口を出せる位置が問題なければOKです。上述のドライ式はサウナ部屋を必ず作らなくてはいけませんが、このスチームならその心配も要りませんので今後こっちが普及するのではないかな?と見てます。ただ、悲しい事に口で100回「良いよ良いよ」と言ってもなかなかその良さ具合が分からないものなんですが、たった1回入っただけで、今までのサウナ観が180度変わると言っても過言ではありません。

 

そんなことで、今自宅兼モデルハウスを建築中(Blog参照)なのですが、ドライとスチーム両方体験していただく為に両方採用しました。

 

これまで、サウナは一部のフリークだけが入る嗜好品的な存在だったのが上述の2冊からもわかるように、風呂や食事同様、生活の欠かせない行いになる日は近いと思います。秋田の鈴木悟氏は老人ホームや介護向けにもこのスチームサウナが良い!とおっしゃっていて、現にご自分の設計で入れておられます。お風呂は介護者がとても重労働で、また被介護者もかなり大変な作業を強いられるのに対して、これなら、車椅子でカラカラと入って行き、車椅子にただ座っているだけで汗を掻き、老廃物を出し、体も座ったまましっかり洗えると二人にとって理想的な入浴となるんですね。

 

だから、こうしてみると本当に素晴らしい事ずくめなんだな~と改めて認識させられます。無事?モデルハウス完成の暁には是非是非この2種類のサウナを体験してみて下さい。入浴料はスーパードライ1本OKです(^^)

 

最後に、この石原先生の本をご紹介くださったタケウチプランニングの竹内代表に感謝申し上げましてこの章を終わりたいと思います。

 

 

 

TYLO社内のおもしろい人形

 

こんな風に水をばっしゃーとかけます

 

ショウルーム内のサウナ。これだけでなくもっともっと展示されてます

 

食堂。アットホーム雰囲気たっぷりですね

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